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翻訳

翻訳部
2000年に創業以来、私たちは多言語による編集やデザイン、情報発信を続けてまいりました。

日本語を外国語に「置き換え」ているだけではありません

外国語によるライティング・編集・デザイン私たちは外国語媒体の編集制作業務を、単に日本語原稿を翻訳し、訳文をレイアウトに流し込む作業とはとらえていません。原文は日本語で作成することも多いですが、その原文をもとに「外国語によるライティング・編集・デザイン」を行う業務として考えています。

外国語原稿は、内容の正確性や読みやすさはもちろん、日本独自の文化や歴史、風習などを正しく理解してもらう点にもこだわってきました。たとえば、訳語のあとに補足説明を加えることがありますが、その際も一律的な説明文ではなく、文章の目的に応じて長さや内容を調整するといった工夫をします。

また、デザインにおいても数々の外国語媒体制作により培ってきたノウハウがあります。たとえば、外国語の文字組が読みにくい制作物を時々目にすることがありますが、その言語に適さないフォントで組んでいたり、その言語では使わない記号を使っていたり、行間や字間の取り方が適切でないといったことも一因と思われます。私たちは、外国語媒体に精通したデザイナーや言語チームの監修により、各言語に相応しいフォントや設定でのデザインが可能です。

高い品質を追求し、多数の言語に対応できます

高い品質ネイティブとバイリンガルによるクロスチェックは外国語展開する際の基本と考え、必ず行います。

ネイティブチェックの過程で気をつけなければいけないのが、訳文の読みやすさを重視するあまり、日本語の原文のニュアンスとやや異なる翻訳になってしまうケースがある点です。ネイティブチェック後に日本人バイリンガルが再度チェックすることで、このような乖離も防ぐことができます。

また、日本語と同様、外国語原稿も徹底したファクトチェックや校正校閲を行います。

やり直しのきかない印刷媒体では、デザイン・レイアウト後の誌面校正、多言語展開の場合は複数言語での読み合わせも行い、必要に応じて複数回の校正などで高い品質を担保しています。印刷媒体で培った校正校閲力は、ウェブサイトやSNSなどオンライン媒体でのチェックにも活かされています。

英語・繁体字・簡体字・韓国語は自社媒体にて日常的に運用し、フランス語やタイ語も使用しているため、これらの言語の編集制作については相応の経験と知見の蓄積があります。また、前述以外の言語対応の実績も豊富で、様々な言語に対応できます。

自社一貫体制

自社一貫体制品質を担保した上での多言語編集制作を支えるのが「自社一貫体制」です。

言語プロフェッショナルチームの業務範囲は、翻訳だけではありません。翻訳は翻訳会社へ、編集は編集プロダクションへ、デザインは制作会社へ、と作業を切り分けて分業で外部に委託をするのではなく、取材から外国語ライティング、編集制作まで社内で一貫して業務を行っている点が弊社の特徴です。そのため、途中で変更や修正が発生しても、その場で柔軟にスピーディーに対応することが可能となります。

インバウンドに精通し、日本の文化や歴史にも詳しい言語のプロフェッショナルが、メディアや読者の特性を踏まえて一貫して業務に携わることにより、ハイクオリティな情報発信が可能です。

しかしながら、品質の追求にゴールはありません。私たちはより多くの読者に信頼され、愛され続けるメディアを目指し、日々試行錯誤しながらクオリティ向上に励んでいます。