入社した経緯を教えてください。

新卒で5年間、旅行会社に勤めていました。あるとき、スイスからのお客様を浅草へアテンドする機会があったのですが、英語がほとんど話せず、コミュニケーションを尻込みしてしまったんです。会話することを最初から諦めてしまった自分がとても悔しくて…。英語を話せるようになりたいと、退職してカナダ・トロントへ留学することにしました。
1年間の留学中に出会ったのが、日本語で書かれたトロントの情報誌でした。母国語が通じない地で読む日本語は、本当に心強かった。この経験は、今でも私を突き動かす原動力です。
帰国してから本格的に職探しをする中で、ファイネックスを知りました。母国語で読める多言語フリーマガジンの意義深さと、前職で日本各地を回った経験から芽生えた「日本の魅力を知ってほしい」という思いが、この会社でなら実現できると思いました。

これまでの仕事で、印象に残っていることは何ですか?


前職で営業職だったこともあり、インバウンド推進部で営業の仕事をしています。入社から数カ月は先輩に同行して自社商品やインバウンド業界の現状などを学び、その後は自分の担当エリアを一人で任されるようになります。
印象に残っているのは、ある鉄道会社様が数年ぶりに自社発行フリーマガジンatt.JAPANへ広告出稿を決めてくださったことです。一人での営業活動を始めたばかりの時期だったのですが、コロナ禍の中でも発行を続けて流通網を確立してきたことをお話ししたら、数日後「多くの人が手に取ってくれそう。ぜひ出稿したい」とお返事をいただきました。自分がatt.JAPANというブランドの力を余すことなく伝えられたこと、先方がそれに魅力を感じて託してくださったことは、どちらもとてもうれしかったですね。
前職では旅行という“形のないもの”を売っていました。フリーマガジンやパンフレットなど“手に取れるもの”の制作に携わっているという実感は、ファイネックスに入社して初めて感じることができた、大きなやりがいの一つです。

会社や部署の雰囲気を教えてください。

年齢の近い先輩が多くて、親しみやすいのがファイネックスのいいところだと思います。お兄さんやお姉さんができたような感覚で、小さなことも“悩み”にする前に気軽に相談できるのがありがたいです。前職は複数フロアに数百人がひしめいているような職場だったので、まったく違って新鮮です。

とある一週間のスケジュール